特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、厚木警察署が６月13日にローソン新厚木高校前店の奥津薫さんへ、20日に横浜銀行厚木支店の佐々木愛美さんにそれぞれ感謝状を贈呈した。
奥津さんは５月10日、電子マネーを購入しようと来店した男性に対し、積極的な声がけで購入理由等を聞き出し、「パソコンのウイルス除去費用」という内容から特殊詐欺に気づき、被害を未然に防いだ。
佐々木さんは、来店した女性が実在しない人物を訪ねてきたことに違和感を覚え、内容を確認したところ介護保険料の還付金をかたる詐欺と判断。被害を防止した。
厚木警察署管内では、還付金名目での特殊詐欺が急増している。今年は６月17日現在で18件の特殊詐欺被害を認知しているが、このうち８件が還付金詐欺だという。押部修一署長は「金融機関やコンビニエンスストアなど、皆様の協力に感謝しています。特殊詐欺の被害を防ぐためにも、電話で還付金やキャッシュカードの話が出たらまずは詐欺を疑ってほしい」と呼びかける。
感謝状を受け取る奥津さん（左）
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感謝状を受け取る佐々木さん（左）
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広げよう支援の輪5月3日 |
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