正月の風物詩「東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」。その関東学連選抜チームに市内森の里にある松蔭大学駅伝部から梶原有高(4年)さんが、4年連続で選ばれた。
同大駅伝部は10月15日に東京・立川にある国営記念公園で行われた「第88回箱根駅伝予選会」に出場。18位で上位9チームに与えられる本選出場を逃した。
しかし、この予選会で梶原さんは、60分49秒(20位)を記録。本選出場を逃した大学チームの学生で構成される関東学連選抜チームに選出された。
4年連続4回目、最後の箱根路を走る梶原さんは「調整も上手くいっているので区間5位ぐらいで走れれば良いです。ただ、最後の箱根になるので、一番良い結果を残したいと思っています」と謙虚に話した。
また、同大の阿部一也監督は「本人の調子は悪くないので、納得のいく走りができれば、自ずと結果がついてくるはず。梶原の走る区間で、学連選抜をトップに押し上げることもできるはず」と激励した。今回の学連選抜チームは、過去最強との声も多い。チームも過去最高成績となる3位以内を目指しているという。
箱根駅伝は、毎年1月2日・3日の2日間にわたり開催される大学3大駅伝のひとつ。(主催/関東学生陸上競技連盟)
大会は、東京・大手町の読売新聞社旧東京本社前を8時にスタートし、神奈川・箱根の芦ノ湖駐車場入口をゴールにする往路(108Km)と、芦ノ湖駐車場入口をスタート、読売新聞社旧東京本社前のゴールを目指す復路(109・9Km)で争われる。
今年の参加チーは次の20チーム。早稲田大学、東洋大学、駒澤大学、東海大学、明治大学、中央大学、拓殖大学、日本体育大学、青山学院大学、國學院大學、上武大学、山梨学院大学、国士舘大学、東京農業大学、神奈川大学、帝京大学、城西大学、中央学院大学、順天堂大学、関東学連選抜チーム。
卒業後は実業団へ
また、梶原さんは卒業後、プレス工業(株)陸上競技部へ進むことが決まっている。同陸上部は毎年、元旦に開催される「全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)」にも出場する。
ニューイヤー駅伝は、実業団駅伝日本一を決める大会。箱根駅伝とともに、正月の二大駅伝競走のひとつとして多くの人に親しまれている。箱根駅伝出場経験のある参加者も多い。
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