厚木市役所本庁舎4階大会議室で2月14日夜、「自主研フォーラム2012」が初めて開かれた。
このフォーラムは、市役所の女性職員で行政課題などを勉強する「プロジェクトW」と、県内の若手自治体職員による「K33ネットワーク」の、2つの自主研究グループが主催。「勉強したい」という思いがある職員に自主研究の場を知ってもらい、「学ぶ芽」を育てることなどが狙い。
この日は、同市職員を中心におよそ80人が参加。文部科学省を早期退職し、現在、政策シンクタンク「青山社中」の共同代表、遠藤洋路氏が基調講演した。
遠藤氏は縦割り組織の弊害や日々の業務が多忙すぎて「国民全体のためという視点がない」「商品である政策の質が低い」といった霞が関時代に感じたエピソードを披露。若手国家公務員で政策勉強会を立ち上げた経過などを説明した。
また、「勉強会は市長への提案や報告書の提出など、何か目的や目標があった方が長続きする」などと経験をもとに話した。
主催者の一人で、プロジェクトWの小瀬村寿美子代表は「仕事に対する姿勢などを振り返る良い機会になった。今後もフォーラムを継続していきたい」と語った。
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