厚木市立小鮎保育所(高橋恭子所長)で保護者が手作りする遊具が3月中の完成に向けて作業が大詰めを迎えている。
遊具を作っているのは、同保育所に通う年長の保護者有志のお父さん5人で構成する「遊び小屋プロジェクト」(松戸正士代表)。
1年半前に同保育所にあった遊び小屋が老朽化のため撤去されることになり、高橋所長が保護者に呼びかけ同プロジェクトが昨年5月にスタートした。
昨年5月25日に丸太を搬入し、その後、丸太の皮むき、材木を乾燥させる作業を行った。10月からは柱の選定やカット、組み立てをし、木材を加工。11月26日にはペンキ塗りをした。
遊具は丸太で作った建物で、屋根裏部屋も設けられる。1995年当時に初代の遊具についていた同保育所で流行した忍者をあしらった「手裏剣」のシンボルマークを遊具に取り付け”小鮎のシンボル”の想いを受け継ぐ。
松戸代表は「雨の中も一緒に作業をしていただき感謝しています。丸太の加工と、寸法どりが難しかったです。遊び小屋がなかった間、子どもたちは寂しそうな様子でしたので、早く遊んでもらえたら嬉しいです」と顔をほころばせた。
高橋所長は「小鮎保育所の自慢は保護者です。お父さんと保護者のみなさんの協力の賜物で実現でき、子どもたちも喜んでいます」と感謝の意を述べた。
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