神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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かたこと NOTE

公開:2012年12月14日

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 ▽12月の第2金曜日の夜行われる国際ソロプチミスト厚木主催のチャリティーコンサート。今年は「あつぎらしさ」が輝いたものだった。▽それは、ハーモニカデュオ・Bom×Boa(ボン・ボア)による「魅惑のハーモニカ」。素朴かつ優雅な音色で奏でられたのは映画音楽、クラッシック、ジャズ、ポピュラーと耳に優しい演奏に心は満たされた。▽Duoの二人、井上初美さんと大内友哉さんは、ハーモニカの演奏と指導の第一人者でもある岩崎重昭氏に師事。各々が数々のコンテストに優勝・入賞経験を持ち、2002年にデュオを結成した。▽そういえば10年ほど前に井上初美さんを取材したことがある。厚木っ子の初美さんには私設応援団もあったほどだが、ハーモニカを生業にしていくのは大変だろうと感じた憶えがある。しかし、彼女は今なお、腕に磨きをかけ、演奏活動を続けていた。2006年にはCDデビューも果たし、現在全国各地でコンサート活動しているそうだ。そして3ケ月前に、ママになったという。▽かつて厚木市は「ハーモニカのまち」を標榜していたことがある。が、それはいつしか消えた。▽もし、厚木市内の小学校で6年間、ハーモニカ教育がなされたら、10年、20年、30年後、あつぎは素敵なまちになるだろう。家族みんなでハーモニカを楽しみ、地域でハーモニカ合奏。老若男女、誰もが音楽家。想像するだけで実に楽しい。そう思いませんか?
 

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