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厚木消防 3市で初の東名事故訓練 連携の強化が目的

社会

公開:2013年5月31日

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車内に取り残された要救助者役を救出する隊員
車内に取り残された要救助者役を救出する隊員

 厚木市と秦野市、伊勢原市の消防本部が5月24日、県消防学校(下津古久280)で初めて3市合同の「高速道路多重事故災害対応訓練」を行った。

 この訓練は自動車専用道路で大きな事故が発生したときに、迅速な救助活動をするために企画された。近隣消防本部や関係機関との連携強化を目指している。主催は東名高速道路の秦野中井IC・厚木IC間を管轄する秦野市消防本部。3市の消防本部のほか、神奈川DMAT(秦野赤十字病院)、神奈川県高速道路交通警察隊、NEXCO中日本から合わせて93人が集まった。

 訓練の想定場所は、事故の多い東名高速道路上り線36キロポスト(船子)付近。マイクロバスやワゴン車など車3台が接触・横転事故を起こし、3車線すべてを封鎖している中で、車両に取り残されたおよそ20人の負傷者らを救出するというもの。厚木市の消防職員は、秦野市からの応援要請を受けて厚木IC上り線合流部から逆走して進入。ワゴン車内から自力で出られなくなった要救助者を救い出した。

 「本番さながらの内容だった」と振り返るのは、厚木市厚木消防署警備第一課の鈴木孝文救助小隊長。「普段積み重ねてきたことが、生かされたと思う。事故や災害が起こったときに的確な対応ができるよう、今後も備えたい」と話した。

 また厚木市消防本部は、レジャーシーズンを控えた5月22日に相模川で行われた海老名市、座間市、愛川町と合同の水難救助訓練にも参加している。
 

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