森の里小学校(西川克行校長)内に、空き教室を利用した共生型福祉ステーション・高齢者居場所づくり事業施設「陽だまりの家」が市内で初めて開設された。12月9日に同校で記念式典が行われ、関係者約40人が出席した。
「陽だまりの家」は、高齢化が進む同地区の引きこもりや孤立を防ぎ、楽しく安心して過ごしてもらう見守り支援をすることが目的。利用のスタートは12月16日。森の里地区地域福祉推進委員会(玉巻百合子委員長)が中心となり、壁にペンキを塗ったり、床にワックスをかけたりして準備を進めてきた。事務机は地域の人の寄贈で賄い”心癒される空間”を目指した。
式典では、小林常良厚木市長、玉巻委員長、西川校長などが出席し、テープカットが行われた。式典の冒頭では玉巻委員長が、開設にあたり「多くの方のご協力をいただきましてありがとうございます」と挨拶。
西川校長は「子どもたちと高齢者の方が同じ屋根の下で一緒に活動ができ、触れ合うことができます。今後は、様々な活動に発展させていくことができたら」と話した。
「陽だまりの家」は同地区内に住む65歳以上の高齢者を対象に、午前コース、午後コース、一日コース、昼食コースの4コースを設定。当面は月・水・金の週3日間、予約制(定員6人)で利用を受け付ける。利用にあたっては、500円から1500円の利用料金がかかる。送迎は地域巡回乗合バス「森の里ぐるっと」が協力して行う。
問合せは、森の里公民館【電話】046・250・5262。
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