一人ひとりの気持ちを大切に
▽日本で６番目、県内で初めて認証された44年の歴史ある団体。現在は40歳代から80歳代までの35人のメンバーをまとめる。「女性と女児の生活の向上をめざす」という国際連盟本部の方針を地域に落とした活動に軸足を置く。「組織が大きくなるとボランティアの会をすることが目的になってしまう可能性がある。誰のためにするのか、どこに焦点を当てているのか本筋を見失わないで行えれば良い。一人ひとりの気持ちを大切にしていきたい」と丁寧な口調で話す。
▽国際ソロプチミスト厚木のスポンサークラブ、厚木ベンチャークラブに28歳で入会。知人からの紹介がきっかけで、奉仕活動に興味があった。40歳で卒業後、その年にソロプチミストに入った。醍醐味は人との出会い、視野を広げ自分磨きができること。一方で「楽しいことだけでは人間は飽きる」ときっぱり。楽しいことばかりではない、考えさせられることとの二面性があるから誇りを持って続けられるのではという。
▽生まれも育ちも厚木。５人兄弟の末っ子で、音楽大学を卒業後、ピアノ教室を始めた。華道と茶道の指導者でもあり、厚木高校茶華道部の講師も務める。「稽古と言えば鍛錬・修練。行儀と礼儀が大切」と話す。モットーは『生涯現役』。
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広げよう支援の輪5月3日 |
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