映像に真剣に見入る人たち
市内金田の金田自治会館で11月９日、チャリティーイベント『東日本被災地よりのありがとう』が行われ、地域住民約３００人が訪れ、多くの人で賑わった。主催は金田有志の会（清水長次代表）。
この日は、宮城県石巻市の１００人が震災当時の状況をミュージカル調で表現した『とびだす１００通りのありがとう！』と題したＤＶＤを上映した。この企画は、昨年厚木ライオンズクラブが同市へ訪問した際に、地元のライオンズクラブから、多くの人に観てもらいたいといった要望に応える形で実現。地域で上映することで、当時の被災地の様子を多くの人に知ってもらうことがねらい。上映中は、ハンカチで涙をぬぐう人も数多く見られた。
続いて行われた歌謡ショーでは、市内でデビューした歌手の立花伸一さん、椿はるなさん、宮川たかしさん、井上まりこさん、浪ちひろさんの５人が順番に歌を披露し花を添えた。
生まれが仙台市で下依知在住の佐藤誠さん（50）は「厚木から気持ちが被災地に伝わるような企画に参加できて良かった」と神妙な面持ちで話した。
参加者から集まった浄財約20万円は、石巻のライオンズクラブに寄付される。
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広げよう支援の輪5月3日 |
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