壇上で話す程島校長
県立厚木西高校（程島宏美校長）の創立30周年を記念した式典と生徒成果発表会が11月14日、厚木市文化会館大ホールで行われ、生徒、保護者、関係者約１０００人が出席した。
この日の式典のために、同校１４４人の生徒が30周年記念事業実行委員会に参加。開式前から終始和やかなムードに包まれていた。記念ＤＶＤの映像や「創立30周年記念誌」が来場者に配布された。
式典は吹奏楽部のファンファーレで幕開け。壇上で程島校長は「人は太陽であり月である。時には太陽のように自らの光で人を輝かす。時には月のように人の光で自身を輝かす。感謝の気持ちを輝きに変えて第一歩を踏み出していってほしい」と挨拶すると会場からは大きな拍手が起こった。生徒は真剣な表情で程島校長の話に聴き入っていた。
式典終了後は、同校が２０１０年度から取組む独立行政法人科学技術振興機構の「サイエンス・パートナーシップ・プログラム（ＳＳＰ）」の環境教育発表会を行った。
式典に参加した２年生の生徒は「西高に入って良かったです。行事が盛り上がり、仲の良さが魅力的。改めて30年の伝統を感じました」と振り返った。
同校は、県が実施した学校建設計画「県立高校１００校新設計画」の88番目として84年に開校した全日制の普通科。今年３月までに１万１８１人が巣立った。
吹奏楽部のファンファーレ
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