▽１９６６年結成、厚木市内で最も歴史のあるライオンズクラブ。50代目という節目の年に会長の大役を務める。「先輩方の足跡を誇りに、基本に立ち返る一方で、新たな一歩を踏み出す気持ちで取り組んでいきたい」と気を引き締める。
▽今期のテーマに「見つめる先にある未来を共有しよう」を掲げる。これまでの献血、献腎、献眼や薬物乱用防止教室の開催に加え、講師例会や他クラブとの友好関係の構築、厚木ライオンズとしてのアクティビティの確立など、新たな取り組みにも注力していく。講師例会では、ライオンズクラブの組織の勉強会などを予定している。
▽来年の３月５日に50周年の記念式典を開催する。現在は委員会ごとに話し合い、アトラクションなどを検討しているという。「独断性は持たずに、メンバーの意見を吸い上げて方針を決めていきたい。友愛の輪を重視し、誰もが運営に携われる組織風土を形成できれば」と語る。
▽生まれも育ちも愛甲。大学卒業後、農協に就職したが45歳で退職。10年ほど準備の期間を設け、56歳のとき福祉の世界に飛び込んだ。「０からのスタートだったので立ち上げには苦労した」と吐露する。持前の行動力を発揮し、50周年の指揮を執る。
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広げよう支援の輪5月3日 |
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