表彰状を持つ大田君（左）と谷津君
タイ王国に本部を置くＷＢＣムエタイ主催のジュニア全国大会が８月30日に都内で開催され、南毛利中学校２年生の大田一航君が中学生の部45kg以上50kg未満級で優勝し、初代チャンピオンに輝いた。同校１年の谷津陽之君は34kg級で全国３位になった。
大田君と谷津君は、市内中町にある新興ムエタイジム（坂上顕二会長）に所属する。
全国大会はジュニア育成を目的に今回初めて企画されたもの。北海道から九州まで全国の各ブロックから選ばれたジュニア選手が一堂に会し、トーナメント形式で実力を競った。
大田君は戦った２試合とも判定勝ち。１試合目はパンチから蹴りのコンビネーションで、自身が得意とする試合の展開に持ち込めたという。「優勝できてすごくうれしい」と話した。谷津君は惜しくも３位という結果に。「悔しさを次の試合にぶつけたい」と語った。
将来はプロ志望の２人。坂上会長は「大きな舞台で良い試合ができた」と２人を労い、「これからが楽しみです」とコメントした。
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