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大規模災害サポート隊 「地域は地域で守る」 消防団退職者で組織

社会

公開:2016年3月11日

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サポート隊のメンバー
サポート隊のメンバー

 東日本大震災から8カ月経った2011年11月、消防本部では、市内在住の消防団退職者で組織される「厚木市大規模災害サポート隊」(森久保純生隊長・70)を発足。大規模災害発生時に災害現場で活動する消防団員を後方支援するのがねらい。豊富な経験と知識、技術で、地域の消防・防災体制の充実化を図った。

 14人でスタートした同隊。結成から5年、目標としていた50人を超え、現在は40代から70代の男性54人で活動する。

 主な活動は、1月の出初式をはじめ、9月の防災訓練、10・11月ごろには新たな隊員の委嘱式を行い、サポート隊の活動に関する机上訓練や普通救命講習などを実施している。

 発足時から隊長を務める森久保さんは、「地域は地域で守ることが大事。隊員は市内の各分団から来ているので、地域の危険な箇所も把握しているし、要介護者の有無などもわかる。消防団との連携を図りながら後方支援できれば」と意気込む。今後の展望として、「市の消防団全52部に、サポート隊からアドバイザーを配置したい。20年までに、75人に隊員を増やすことが目標」と語った。

 また消防本部では、「少子高齢化や就業構造の変化などにより、全国的に消防団員は減少傾向にあり、厚木市も例外ではない。現在、579人の定数を切っている状態」と団員の募集を呼び掛けている。

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