路上喫煙禁止区域路面標示シート
市生活環境課では、本厚木駅周辺の路上喫煙禁止区域内の60カ所に、路上喫煙禁止路面標示シートを設置した。
作業は同課職員によって、２月25、26、３月１日の３回に分けて行われた。これは、本厚木駅周辺の路上喫煙禁止区域内の喫煙禁止の周知を図るのがねらい。
本厚木・愛甲石田両駅の周辺路上喫煙禁止区域が制定されたのは、２０１０年４月。その際、60cm四方のシート１４０枚が設置されたが、劣化や剥離などで１００枚以下に減ってしまっていた。
今回設置されたのは30cm四方のシート。管理面や景観に配慮し、小型化されたという。シートが劣化・減少したことや、喫煙者から「喫煙禁止区域がわかりにくい」という声が寄せられたこともあり、傷んでいたものを貼り替え、区域の境界線上と、喫煙者が多い場所に改めて設置された。
同課では、２０１５年度の路上喫煙状況調査を実施。第１四半期は１０３人、第２四半期は73人に減少したが、第３四半期は79人と横ばいだった。同シート設置後、初の調査となった第４四半期（３月10・11日に調査）では61人となり、最も少なかった。
この結果を受け、同課では「喫煙者が多い時間帯にパトロールし、指導を徹底することが必要」とし、「ポイ捨てしないのはもちろん、喫煙者には指定喫煙場所で吸うよう、マナーを守ってほしい」と呼び掛けている。
現在は週１回、市職員が喫煙禁止区域を巡回し、吸い殻が多く落ちている場所を調査しているほか、喫煙者には指導を行っている。なお３月中に、愛甲石田駅周辺の路上喫煙禁止区域にも同シートを設置する予定。
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広げよう支援の輪5月3日 |
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