子育て講演会「お母さんはスゴイ!」が3月29日、プロミティあつぎで開催され、市内外から36人が参加、静岡や福岡など、県外からの参加者もあった。
企画したのは厚木市で健康住宅「元の家」をつくる工務店を経営する山本常美さん。山本さんは冒頭で「子育てする上で、お母さんの心が一番大事」とあいさつした。
同イベントは2部構成で行われ、1部の子育て講演会では、お母さん大学代表で、お母さん業界新聞の編集長でもある藤本裕子さんが講師を務めた。藤本さんは自身の体験を交えながら、孤立した社会の中で子育てしている母親をどう救うか、などについて熱弁。「児童虐待は過去最多を記録。児童相談所の窓口には『子どもが泣き止まない』などの相談もくるためパンク状態にある。近隣の人に相談できない孤立した子育て社会になっている」とする一方で、「子育ては社会の中で重要なポジションにある。全てのお母さんたちが『お母さんっていいよね』と思ってもうらえるようになれば」と話した。
2部の公開討論会では、「地域の私たちにできること」について話し合い、活発な意見が飛び交った。
イベントに参加した1児の男児を子育て中の母親は、「子育てはついイライラしてしまうこともあるけれど、講演を聞いて、子育てを通して母親として成長したいと思った」と感想を話した。山本さんは「お母さんたちが何を感じ取ったかが大切。今後もこのようなイベントを開催していきたい」と意欲を示した。
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