企業からの挨拶を受ける大学の就職支援担当者（左）
売り手市場ともいわれる今年の就職戦線。各所で会社説明会が活発に行われる中、まずは企業の採用担当者と大学の就職支援担当者の顔合わせの場所を――と、４月28日に厚木商工会議所で就職情報交換会が行われた。
これは地元企業への就職と雇用を促進しようと、同会議所が大学と企業に呼びかけて開催したもの。参加したのは、厚木を拠点に事業所を構える企業32社と市内大学をはじめ小田急沿線の大学10校。さらに厚木市、ハローワーク厚木、内陸工業団地協同組合などもオブザーバーとして参加した。
会場は大学と企業関係者が向き合う形でレイアウトされた。それぞれ２分間の持ち時間でプレゼンテーションタイムが設けられ、大学の特徴や学生の気質、企業側からは求める人材像、新卒の採用実績などが発表された。その後のフリータイム＝写真では、参加企業が大学の担当者へ赴く形で名刺交換やピーアールが活発に行われ、熱気を帯びたものになった。
初めて参加したという企業担当者からは「地元の大学の関係者と一度にお会いできる貴重な機会だった。まずは地元にこういった企業があることを知ってもらえてよかった」「売り手市場の中、地元の中小企業の良さを知ってもらえる機会になった。縁があると嬉しい」などと話していた。
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広げよう支援の輪5月3日 |
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