厚木市選挙管理委員会は、今年７月に執行予定の第24回参議院議員通常選挙で、神奈川工科大学（下荻野１０３０）構内に期日前投票所を開設することを発表した。
これは、選挙権年齢が同選挙から18歳以上へ引き下げられることを受けた取り組み。身近な場所に投票所を設置することで若年層の投票率向上を図るねらい。
同委員会は、市内５大学へ協力を打診。授業との兼ね合いが難しいという回答が重なる中、同大学が受け入れる方針を示した。投票所の開所日数は、投票日の前週の月曜日から金曜日までの５日間。時間は午前９時から午後７時までで、学生だけでなく近隣住民も投票所を利用できる。
選挙初日には、構内でのキャンペーンを実施し、投票を呼び掛ける予定だという。期日前投票が可能な市役所、シティプラザ、依知北公民館、南毛利公民館、荻野運動公園に次いで６カ所目となる。
同委員会の井上一浩専任主幹は「ぜひ、若い人に投票に行っていただきたいです」とコメントした。
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