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家族の負担を軽減 障がい児・者支援事業

社会

公開:2016年6月24日

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 厚木市は、6月1日から医療ケアを必要とする重症心身障がい児・者を対象にした訪問看護支援事業を開始した。

 これは、医療保険制度等の訪問看護を利用する際に、それに最長3時間まで上乗せし、医療ケアが受けられるようになるという市の単独事業。予算は約300万円。県内では川崎市、相模原市に次ぐ取り組みで、政令指定都市以外では初となる。

 従来の医療保険等を使用した支援体制は、訪問看護サービスを1時間30分まで受けられるという内容だった。しかし、これでは介護をする家族にとって短いという意見が、過去の意見交換会などで挙がっていた。そこで、在宅で介護をする家族の負担を減らすべく、時間の延長に対する支援を検討。6月1日から、実現に至った。

 利用回数は月1回まで。対象者は市内で生活をしている、重症心身障がい児・者の認定を受けている人。利用者負担額は、最大2240円で、家庭の所得状況により変化する。

 市内で重症心身障がい児・者と認定を受けている人は69人。うち、訪問看護を利用している人は14人。今回の支援拡大によって、新たに制度を活用する人も増えるのではと、市障がい福祉課は予測する。同課の尾形正課長は「こうした支援事業を活用し、障がい者の方、またその家族の方々にいきいきとした生活を送っていただければと思います」と話した。

 問合せは同課【電話】046・225・2254へ。

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