左から石田さん、中村さん、奥山さん
厚木フュージョンスポーツクラブ（石田正人代表）の選手らが、日本代表の最終選考会に出場する。６月30日（土）に群馬県高崎市で行われる世界トランポリン競技選手権大会に中村風稀さん（東京農業大２年）が、７月15・16日に国立スポーツ科学センターで行われる世界年齢別トランポリン競技選手権大会の11-12歳の部女子に石田美咲希さん（清水小６年）が、13-14歳の部男子に奥山大雅さん（荻野中３年）が出場し、日の丸をかけて演技を行う。
５月に群馬県前橋市で行われた、選考会も兼ねた第５回全日本トランポリン競技年齢別選手権大会で、石田さんは２位、奥山さんは３位に、オープンの部女子で中村さんが11位だった。
石田さんは、昨年は４位で海外進出できず涙をのんだが、「今年はチャンスがある」と声を弾ませる。「日本代表になってロシアを目指す」と力強く話す。夢は「オリンピックで金」。
奥山さんは「手応えはあった」と大会を振り返る。緊張せずまわりに影響されない豪胆さが強みだ。今まで国際大会でメダルを獲っており、今回も目指すは「日本代表」。
中村さんは「高さ・脚力では負けない。五輪出場選手もいるなか、どこまで食らいついていけるか」と気合を入れる。
石田代表は「やっと本気で（トップを）狙える所まできた。思い切ってやってくれれば望めるはず。選出されるよう背中を押せれば」と話した。
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