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ZOOM UP 粋で鯔背(いなせ)に、いざお発ち 厚神會 七代目會長 櫻井保さん(50)

文化

公開:2018年8月3日

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拍子木を手に馬に乗り神輿を仕切る櫻井會長=同會提供
拍子木を手に馬に乗り神輿を仕切る櫻井會長=同會提供

 ▽緑地に網目文、厚木神社神輿保存會・厚神會の『會長』の二文字が胸元に入った半纏。頭に巻いた手拭いはいつだって、角がピンと立った喧嘩縛り。「馬の上に立つと目立つからね」と、厚木神社例大祭では毎年足袋を新調するこだわり。締め込み(褌)を巻くと「やっぱり気合が入るねぇ」とにやり。今年も7月に行われた厚木神社例大祭では約40人の會員や、遠くは東京や千葉からも担ぎに来る26の協力団体など、約130人が「怪我やトラブルのないよう、良い渡御ができるよう」取り仕切った。「猛暑の中、みんなよく頑張ってくれた。毎年担ぎ手だけでなく、協力してくれる自治会や飲食店など、頭が上がらないよ」。

 ▽寿町で生まれ、厚木神社境内で遊んだ幼少期。だが意外と神輿を担ぎ始めたのは、二十歳を過ぎてから。伯父が同會の初代會長で、同級生と一緒に誘われた。立派な神社神輿は重く、短い担ぎ棒はしならず「疲れると背中で担ぐようだよ」と苦笑い。立派な神輿だこが残る。担ぎ手たちの、血の気が多いだけでなく、気風の良い人柄や、祭り独特の雰囲気に魅かれのめり込み、7年前に會長を引き受けた。

 ▽地元「お天王さん」(厚木神社)だけでなく、協力団体の祭りにも遠征し担ぎに行く。「担ぎ手が少しでも増えるよう、楽しく和気あいあいとやってるよ」とにっこり。今や會は「誰に任せても大丈夫。みんなに支えられている」と仲間たちに全幅の信頼を寄せる。鮎まつりの明後日5日(日)にも、同會の勇姿を見ることができる。「伝統的な神輿を見て楽しんでほしい」。昼ごろから本厚木駅北口周辺を練り歩く予定。

同會では担ぎ手を募集している。詳細・問合せは【メール】martin_life@hotmail.comへ。

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