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始球式リレー 夢のマウンド「緊張した」 99番目に登場の瀬戸君(相川小6年)

スポーツ

公開:2018年8月10日

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「バッターの迫力が凄かった」と話す瀬戸君
「バッターの迫力が凄かった」と話す瀬戸君

 全国高校野球選手権大会の第100回大会を記念して行われた「100回つなぐ始球式リレー」。8月5日に甲子園での始球式を元ニューヨークヤンキースの松井秀喜さんが務め、100人リレーは無事に締めくくられた。松井さんにボールを繋ぐ99人目の投手として、7月30日の北神奈川大会の決勝の始球式に立ったのが、厚木ニューウェーブの瀬戸巧大君(厚木市立相川小6年)だった。

 始球式の1週間前に行われた、関東学童軟式野球県大会で優勝した厚木ニューウェーブ。大会の優勝投手として瀬戸君に、関係者から声がかかったという。

 初めて登る横浜スタジアムのマウンドは「観客がいっぱいいて緊張した。バッターが遠く感じた」という瀬戸君。「ストライクに入れなきゃ」という思いで投げた渾身の1球は、ワンバウンドしてミットに収まった。自身の投球を振り返り「バッターの迫力が凄かった。ストライクに入れられなかったのが残念。でも、終わった後はホッとした。貴重な体験になった」と振り返った。

 好きなチームは横浜DeNA、お気に入りの選手は山崎康晃投手。所属チームではキャプテンを務め、土日祝日はチーム練習で汗を流す。毎朝のバッティング練習も欠かさない。「将来は、ドラフト1位に選ばれてプロ野球選手になりたい」と力強く語る瀬戸君。夢のマウンドでの貴重な経験を糧に、プロ野球選手への夢に向かってひたすらまい進する。

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