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ZOOM UP 10年ぶりの世界チャンプに ロボットゆうえんち園長 萩原佳明さん(47)

文化

公開:2018年11月2日

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大会に出場したロボットとトロフィを手にする萩原さん。「Dr(ドクター).GIY(ギー)」のハンドルネームで大会に出場している
大会に出場したロボットとトロフィを手にする萩原さん。「Dr(ドクター).GIY(ギー)」のハンドルネームで大会に出場している

 ▽9月に神奈川県立青少年センターで行われた、二足歩行ロボットによる格闘競技大会『RОBO-ONE Light』で優勝。2007年に別のクラスで優勝して以来、久々の世界チャンピオンに輝いた。前回大会は「ロボワンの父」と呼ばれ、自身が「心の師匠」と尊敬する選手とベスト8で対戦し涙を飲んだが、今大会は決勝で対戦し、激闘を制した。「決勝までメンテナンスなしで勝ち残れた。(ロボットを)しっかり組み上げられたのが良かった」と勝因を振り返る。

 ▽1971年生まれ。この年に始まった『マジンガーZ』がロボットに興味を持つきっかけに。物心つく頃には虜になっていた。「機械が人間みたいに歩いたり、動いたり、まるで生きているみたいに動くなんて凄い」。そんなロボット好きをさらに魅了したのが、HONDAが発表した『P2』というヒューマノイドロボット。「20世紀末まで、2足歩行のロボットすら怪しかったのに、その常識を破ったのがP2。初めて見た時は感動した」。その数年後にはROBO―ONEが始まり、第4回大会からエントリー。07年には優勝に輝いた。

 ▽モーターのメーカーに勤める傍ら、アイドルの曲に合わせて踊るメイド型ロボット『プリメイド・ミイ』を開発。動画サイトで話題となり、岡本正行社長に誘われロボットゆうえんちへ。現在は園長として、ロボットの修理、組立代行のほか、プログラミング教室の講師を務め、後進の育成にも尽力する。「生徒がロボット業界で活躍できるように」。そんな日を夢見て、今日もロボットと向き合っていく。

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