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キラリ光るママを紹介 親子ヨガであふれる幸せ

社会

公開:2018年11月16日

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 扉を開けるとそこは森の隠れ家―。「yogaの森」は今年4月、元町にオープンした子連れで通えるヨガスタジオ。代表の守屋利香さんも、2歳の男の子を育てるママ。妊娠中に20kg太ってしまい、産後、ヨガスタジオに通い始めたものの、行く途中で長男が泣くようになってしまったという。「子どもを泣かせてまで行くものじゃない」と思い、「子連れでもOKのスタジオを作ろう」と、昨年11月に決意。DIYにハマっていたこともあり、内装は全て手作り。床一面には人工芝、キッズスペースにはボルダリングの壁を設置。スタジオ内は、自然素材の木や緑であふれ、「まるで森林浴をしているようにリラックスできる空間をつくりました」と話す。

 厚木市出身。厚木小、厚木中と進み、大学時代に所属した演劇サークルで、舞台のおもしろさに夢中になった。体力や柔軟性が求められる舞台で、身体作りを模索しているときにヨガと出会う。以降、二足の草鞋で活動。現在は休団中だが、産後6カ月には旅公演で、1カ月かけ静岡や名古屋を回った。「その間、息子は家族に見てもらいました。感謝の気持ちでいっぱい」と思いを話す。それでも「公演中、息子に会いたくて毎週末帰ってました」とママの顔。

 10月には横浜にもスタジオをオープンさせ、休みなく働く日々。毎日レッスンがあるため、もっぱらの課題は「子どもとの時間をもっと作ること」。少しでも長男との時間を作ろうと、保育園への送迎は「自分でやる」と決めている。「最近はイヤイヤ期で大変だけど、おしゃべりも上手になってきた。教えていないのに、ヘッドスタンドやボルダリングもできるんです」。長男の話をする表情は、何よりも嬉しそう。

 今後は、「親子で思い切って体を動かして遊べるイベントを企画したい」と意気込む。「体を動かすと、脳も心も成長する。親子で触れ合うことで、幸せホルモンが出るんです」。働くママの挑戦は、まだまだ続く。
 

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