「初めてズンバを体験したとき、感動して泣きました」-。そう弾ける笑顔で話すのは、厚木市内でズンバサークル「グラシアスミー」を運営するフィットネスインストラクターのMikuさん。
ラテン音楽に合わせて、ダイナミックで効果的なフィットネスエクササイズ「ズンバ」。「健康的で安全、そして開放的。ズンバに出会って、運動って気持ちいいんだ、と知りました」。魅力を語る目は輝く。
広島で生まれ、結婚を機に厚木へ。看護師として働いていたものの、妊娠をきっかけに退職。それでも「社会復帰したい」という気持ちが強く、子育てと両立ができる仕事を探した。「患者さんを見てきたので、薬ではない方法で人の痛みを和らげたい」と思い、アロマコーディネーターの資格を取得した。「看護師もアロマも人に寄り添う笑顔の生まれる仕事」。人と関わることが好きという気持ちが伝わってくる。
アロマセラピストとしてフリーで活動するうちに、健康な身体づくりに興味を持つように。まずはスポーツクラブに入会し、たまたま体験したズンバに衝撃を受け、のめり込んだ。それからインストラクターの資格を取り、公民館やスポーツセンター、アミューあつぎなどでサークル活動をしている。「安全で効果的なレッスンを提供すること」を心がける。サークルには、10代から80代まで30人ほどが参加。子育て中のママも多い。「とにかく発散してほしい。ママ同士の情報交換の場にもなれば」。自身も一人のママとして参加する。
中2と小5の男の子を子育て中。「厚木は子育てサポートが手厚く良い環境」と話す。子どもたちには「やらないで諦めない。やりたいと思うことはとことんやる」と教える。自身も「なんでもやってみる」性格。「どこに自分の可能性があるかわからない。幸せと思えることを一つでも見つけてほしい」と子育て中のママたちにエールを送った。
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