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在宅医療の現実知って 専門職らの講演会に関心高く

社会

公開:2019年3月8日

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講演会のようす。認知症と脳卒中を発症した花子さんは自宅での生活を望み、在宅医療を支える医療関係者とのやりとりも展開された。次回(来年開催予定)は物語もラストへ向かう予定だ。
講演会のようす。認知症と脳卒中を発症した花子さんは自宅での生活を望み、在宅医療を支える医療関係者とのやりとりも展開された。次回(来年開催予定)は物語もラストへ向かう予定だ。

 在宅医療や介護、生活支援を考える市民講演会「やっぱり家がいい!」が2月24日、厚木市文化会館で開かれた。

 誰もが住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができる「地域包括ケア社会」をめざし始まった同講演会は今年で3回目。厚木市地域包括ケア(研修・啓発・広報)連絡会が企画・演出・出演した。同連絡会は、地域包括ケア社会の実現と地域住民への理解促進などをめざし設立された。メンバーは医師、歯科医師、薬剤師、看護師ら医療と介護、福祉のスペシャリスト13人。

 認知症を患った「厚木花子さん」一家をモデルにした講演会は、家族の戸惑いや地域の人とのかかわり、医療や福祉サービスの利用方法など、工夫を凝らした演出となった。「来場者により分かりやすく伝わるように」と、今年も同会メンバーらがシナリオから作成し、資料とプロジェクターを用い、自らがナレーションで役を演じる寸劇スタイルで展開された。会場には252人の市民が来場、メモをとったりうなずいたりしながら熱心に聴講していた。

 同会メンバーで講演会にも出演した高熊達朗さん(歯科医)は「3年間この形で講演会を開いて、だんだん人数が増えてきている。それだけ関心を持ってもらえているのだと思う。きれいごとだけではない現実を伝えることで、自分の人生を考えるきっかけにしてもらえれば」と話した。

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