「幼児期の子どもたちに、平等に適切な英語教育を」との思いで、昨年1月からスタートした「コドモトえいご絵本」。毎月第3土曜日に、英語の絵本の読み聞かせや、マザーグース、ナーサリーライムを中心とした手遊び歌などを行っている。主宰する石川有南さん(戸室)は、「親子で絵本や歌を楽しむ時間は、英語も日本語も関係なく、子どもたちの未来につながるかけがえのない体験になる」と力強い眼差しで話す。『Shark in the park!』のように、英語の絵本はリズミカルなので、感覚的に覚えられるという。「子どもたちは、教えなくても自然に英語のリズムを楽しみます」とにっこり。天気の良い日は、近隣の公園で活動することも。
秋田県で高校までを過ごす。中1のとき、英語の授業で初めて外国人と出会った。「『How are you』『I'm fine』と会話したときの興奮が忘れられない」。すっかり英語に魅了され、高2の夏から1年間、アメリカへ留学した。「最初は友だちもできずに寂しかった」と振り返るが、ホームステイ先の家族とは未だに親交があり、「誕生日には連絡をくれます」と嬉しそう。大学で上京し、結婚を機に厚木へ。
現在は2男1女のママ。ECCジュニア戸室2丁目教室の講師を務める傍ら、コドモトえいご絵本の活動を広めようと奮闘中。きっかけは、長男(5)が3歳のとき。2歳までオンリーイングリッシュで育てたが、「英語を嫌がる時期があり、心の発達を無視してしまった」と反省したという。ところが「英語の絵本を読み聞かせるときだけは、膝の上で聞いてくれた」と、その大切さを身をもって感じた。それから次男(3)、長女(1)が誕生し慌ただしい日々。「よく飯山白山森林公園におにぎりを持って遊びに行きます」と清々しい表情。「自分も楽しみながら子育てすれば、子どもも楽しめる」。そう話す眼差しはキラキラと輝いていた。
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