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風土が育む交流の輪 小鮎ボランティアの会

社会

公開:2019年5月1日

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ボールを使ったゲームを楽しむ
ボールを使ったゲームを楽しむ

 「小鮎という地域性が、長く続けられている要因かな―」。

 1985年(昭和60年)の発足から、地域の高齢者らの仲間づくりやふれあいの場として、小鮎地区でミニデイサービスなどの活動を行っている「小鮎ボランティアの会」(渡辺秀夫会長)。その功績が認められ、2015年には緑綬褒状を受章した。

 発足当初は、高齢者を対象としたお楽しみ会を年数回開催していたが、その後、徐々に活動の幅を拡大。96年からは台自治会の地域で試験的にミニデイサービスを始め、今では地区内12自治会のすべてで実施している。

 ミニデイの中身はゲームや体操など。時には住民が手品など趣味の発表を行うこともある。回数は地域のニーズに合わせてさまざまだが、毎月実施しているところもあるほか、ほとんどが年4〜5回以上。28人でスタートした会員も今では96人を数える。

 まとめ役の渡辺会長は「おかげで情報交換も活発になり、体操の指導者なども探しやすく、依頼しやすくなっている」と話す。「もう少し若い人たちにも参加してほしい」というものの、地域の交流拠点としての役割を果たす。「やっぱり利用者に笑顔で『次も楽しみにしてる』と言われると、やめられないよね。小鮎地区は昔ながらの支えあいの風土が根付いてるから」。絆が息づいている。

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