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半原宮大工の足跡語る 郷土の校舎建造を解説

文化

公開:2019年6月14日

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参加者を前に半原宮大工の歴史を語る鈴木さん
参加者を前に半原宮大工の歴史を語る鈴木さん

 愛川町の半原公民館(ラビンプラザ)で6月8日、半原歴史講座「半原尋常高等小学校舎等造営の沿革」が開催された。

 現在の愛川町立半原小学校校舎は鉄筋コンクリート造だが、かつての木造校舎は半原に拠点を置いた半原宮大工の手によって建造された。今も同校敷地内には大正15年に建てられた旧校舎が現存。県内に残る最も古い木造校舎として知られる。

 この日の講座では、半原宮大工矢内匠家14代ひ孫弟子の鈴木光雄さんが講師を務め、町民ら約30人が参加した。

 鈴木さんは、「江戸時代には矢内匠家の宮大工としての腕が認められ、苗字帯刀を許され、江戸城内を歩くことができた。宮大工でここまで許された人はなかなか居なかった」など、半原宮大工の歴史や功績をはじめ、「半原小学校の講堂は残っていないが、講堂で使われたシャンデリアが現存する旧木造校舎に唯一残されている」など、校舎について解説した。

 会場には同校の絵図面や古い大工道具なども並べられ、講演後には鈴木さんが参加者に解説した。

並べられた宮大工の資料
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