関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会会長連名表彰の受賞者がこのほど発表され、厚木警察署管内から清川村煤ヶ谷在住の小原孝二さん(65)が選ばれた。
この表彰は、長年にわたり交通安全活動に取り組んだ人や、多大な功績がある人に贈られるもの。今年は新型コロナウイルス感染症の拡大をうけ、例年行われていた表彰式が中止となり、6月10日に厚木警察署で伝達式が行われた。
小原さんは、清川村で交通指導員を30年以上務め、主要交差点で児童の登下校を見守るほか、村内イベントでの交通指導、交通安全週間の啓発など様々な活動を行っている。受賞について「まさか自分がいただけるとは思ってもいなかった」と素直に感想を語る。
観光バスの運転手を長く務めた小原さん。「妻が暮らしやすいように」と、夫人の出身地である清川村へ移り住んでから交通指導員となった。
定年退職後も、バスの運転手に技術指導をする仕事を続けており、交通指導員として今は土曜と日曜を中心に交差点に立つという。
今回の受賞では、小原さんだけでなく、功績を支えた夫人の綾子さんにも感謝状が贈られた。「自分が外に出ることができるのは、妻がいてくれるからこそ」と、感謝の言葉を忘れない。
四輪と二輪の両方を乗りこなす小原さん。仕事でもプライベートでも運転の機会は多いが、運転免許証はもちろんゴールド。「清川村は信号が少なく、運転していると開放的な気分になりやすいですが、いつでも安全を忘れないでほしいですね」と話す。
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