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違いを認め 共に育つ 凸凹保育園が新事業

教育

公開:2020年7月10日

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園児から高校生まで一緒に過ごす「凸凹文化教室」。異年齢の繋がりが成長に様々な影響を与えている
園児から高校生まで一緒に過ごす「凸凹文化教室」。異年齢の繋がりが成長に様々な影響を与えている

 厚木市上依知にあるカミヤト凸凹保育園が今年5月から始めた新事業「凸凹文化教室」が、新たな地域共生社会をリードする取り組みとして注目を集めている。

 誰もが持っている長所(凸)に着目し、短所(凹)を共に支え合う。そんな保育理念を持つ同園。新たな凸凹文化教室は、小学校就学前の障害のある子どもが通う「児童発達支援」と、小学生から高校生までの障害のある就学児童・生徒が授業終了後に通う「放課後等デイサービス」を、市の認可保育所である同園で一緒に行うもの。

 児童発達支援や放課後等デイサービスは別々に運営されることが多いが、同教室には現在、3歳から高校生まで計7人が通っている。園児たちと分け隔てなく一緒の時間を過ごし、7月7日には七夕のイベントとして笹に短冊を飾った。同園を運営する社会福祉法人愛川舜寿会の馬場拓也常務理事は「年下の子どもたちと接することで、思いやりの心や自己肯定感が育まれるもの。保護者から『優しくなった』との声をいただいていますし、通う子どもたちの表情も短い期間で凄く変わりました。年齢、障害の有無にかかわらず、あらゆる子どもたちが集うことで、とても良い影響が出ています」と2カ月間の手ごたえを話す。

 今年はコロナ禍で「やや静かで緩めなスタート」となった同教室だが、今後も取り組みを加速させていく。馬場常務理事は「実際に教室が始まって、更に可能性を感じています。これからもっと面白くなっていくと思います」と語る。

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