インタビューに代表して答えてくれた（写真左上から時計回りに）八巻拓海さん、宮平流誠さん、油座守孝さん、有光貴子さん、沼田つくしさん
厚木市では２００６年から、学生の専門的な知識を活かした自治体ＰＲ動画をはじめ、行政サービスや各種催しを紹介するコンテンツを制作。そのコンテンツは、ＹｏｕＴｕｂｅや本厚木駅前に設置されているデジタルサイネージ「あつナビ」などで発信している。
７月22日に公開された「目指せ全問正解 厚木文化検定３択クイズ！」は、神奈川工科大学（厚木市下荻野）の情報メディア学科・福本研究室に所属する９人で制作した作品＝写真下。昨年の９月ごろ、厚木市から「学生の自由な発想で動画を作ってほしい」との依頼があり、３つの動画案を作成。市へのプレゼンを経て、今回の３択クイズが選ばれた。
動画は、とん漬、鮎まつり、相模人形芝居に関する問題が出題され、それぞれ厚木一番街商店街、厚木中央公園、あつぎ郷土博物館でインタビューを行い、クイズに回答してもらうというもの。「街頭インタビューでは、なかなか答えてもらえず苦労したが、公園や博物館では答えてくれる人が多く、温かさに触れた」と振り返る。
インタビューは１月に行われ無事に終えたものの、編集はコロナ禍の中、リモートでの仕上げ作業となった。「クイズに答えてくれた人たちのリアクションを大切にした」という。今回、動画制作に携わった学生は、９人全員が厚木市外の出身。「３年間大学に通っているけど、厚木のことを全然知らなかった。魅力を発見できたので、調べていて楽しかった」「学生主体で作ったフレッシュな映像になっているので、ぜひ見てほしい」と話す。
この動画は【URL】https://youtu.be/OC4U3ifCb8wから視聴できる。
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