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人生最期は住み慣れた自宅で 市民講演会に400人

社会

公開:2020年10月30日

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 地域包括ケア市民講演会が10月26日、厚木市文化会館大ホールで開かれ、市民ら約400人が訪れた。

 今年で5回目となる市民講演会。当日は、がん患者の在宅ケアを支援するグループ・医療法人社団パリアン理事長の川越厚さんが「ひとり暮らしは明日のわが身」をテーマに、年間100人以上を在宅で看取っている経験をもとに、講演を行った=写真。

 冒頭であいさつに立った小林常良厚木市長は、「介助の『介』と看護の『護』を合わせて『介護』という言葉ができたと聞いている。最期に幸せであったかどうか、感じてもらえるような社会を作りたい」と話した。

 講演会では、「“お迎え”は住み慣れた自宅で受けたい、そう願う全ての方に聞いていただきたい話」と題し、自身の看取り事例などを紹介。

 会の中で、川越さんが出演した「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK)の映像が流れた。番組で川越さんは、在宅ホスピスのパイオニアとして紹介され、独居のがん患者が川越さんらの力を借り、最期を迎える場面が映し出されると、参加者らは真剣な表情で映像に見入っていた。

 川越さんは「最期まで自宅で暮らすには、本人や家族の意思と決断、専門家チームによるケアの提供、そして地域力の集結が大切」と語った。

 市地域包括ケア推進担当は、「市でも地域包括ケア社会の実現に向け取り組んでいるので、非常に参考になった。来年以降も市民講演会を開催していきたい」と話した。

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