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ZOOM UP 「再エネの重要性を発信」 一般社団法人あつぎ市民発電所

社会

公開:2020年11月6日

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サツマイモなど農作物を収穫していく参加者
サツマイモなど農作物を収穫していく参加者

 ▽畑で作物を育てながら、その上にソーラーパネルを設置して電気を生成するソーラーシェアリング。今年1月に飯山の農園に太陽光発電パネルを設置し、ソーラーシェアリング(営農型発電)をスタートさせた一般社団法人あつぎ市民発電所(遠藤睦子理事長)が、10月31日に収穫祭を開催した。当日は、集まった52人でサツマイモ、サトイモなど約180kgを収穫した。太陽光パネルの下での初の収穫祭を終え、遠藤理事長は「新型コロナの影響で時間は短かったけど、参加者に喜んでもらえてよかった。来年コロナが終息したら、もっと賑やかにやりたい」と話す。

 ▽同法人は、脱原発と再生可能エネルギーの普及をめざし2018年に設立。遠藤理事長が脱原発の市民活動に参加する中で「自分たちにできることはないだろうか」と設立に至った。同法人の農園では広さ385平方メートルの畑の上に150平方メートルのパネルを設置。今年1月から10月までの発電量は2万6500kwhで、約11・1tの二酸化炭素を削減した計算になるという。「気候危機は待ったなしの状態。活動を通して再生可能エネルギーの重要性を発信していけたら」と話す。

 ▽今年はコロナの影響でさまざまな活動が制限されるなか、総会や講演にリモートを導入するなど、新しい可能性を発見することになった。ただ、農作業に関しては「コロナで積極的に呼びかけができなかった」と振り返る。現在、同法人では畑で農作業に協力できる「農援隊」も募集している。さらに、今後は2、3号機の設置を見据えつつ、オーナー制の導入など、「市民が協力しやすい体制を整えたい」と意気込む。「再エネを軸に市民の立場で発信できる環境を作っていきたい。厚木市は総合計画や環境基本計画の見直しの時期でもある。計画に盛り込んでもらえるように市民の声を届けていきたい」と話す。

老若男女52人が参加した
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