スクリーンの映像を見つめる高齢者
社会福祉法人神奈川やすらぎ会が運営する高齢者総合福祉サービスセンター森の里と第二森の里で10月31日、音楽コンサートのリモート鑑賞会が行われた。
今回、配信が行われたコンサートは大和市文化創造拠点シリウスで開催された『大和市文化芸術賞受賞者による音楽祭〜輝きの音』。サックス四重奏のほか、薩摩琵琶とギターのコラボレーションなどが披露された。
新型コロナウイルス感染症の影響で、特に高齢者は会場でのコンサートの鑑賞が難しいなか、当日は施設入居者らがスクリーンの前に集まり、コンサートを楽しんだ。同法人では、「みなさんがご存じの曲は口ずさまれたりして楽しまれていた。コロナ禍で外出もままならないなかで、リアルタイムでコンサートを楽しめて良かった」と感想を話した。
また、コンサートの冒頭には、南毛利内科（厚木市愛甲）の内山順造院長が「新型コロナ正しく警戒して楽しいコンサートを」と題して講演した。新型コロナに対して３密を回避すること、マスクを着用することなどを力説。過去にドイツでコレラが流行した際に、薬もワクチンもない中で原因が水にあると突き止め、コレラの恐怖から逃れた例を示し、「新型コロナにも現在治療法はない。でも、コロナを抑えるのは皆さん自身。正しく行動することが大事」と話した。
講演した内山氏
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広げよう支援の輪5月3日 |
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