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夜間中学のニーズを調査 県教委がアンケートを実施中

教育

公開:2021年3月5日

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県が配布しているアンケート用紙。アンケートは日本語以外に10カ国の翻訳版で対応している
県が配布しているアンケート用紙。アンケートは日本語以外に10カ国の翻訳版で対応している

 神奈川県教育委員会が、夜間中学で学びたいと考えている県民がどの地区に住んでいるかなどを調査するアンケートを行っている。

 夜間中学は「中学を卒業していない人」「中学を卒業したが、十分に教育を受けられなかった人」「外国籍で日本の義務教育にあたる教育を受けられなかった人」などが通える学校。昼間の中学校と同じく公立で、週5日間授業があり、昼間の学校と同じ教科を勉強する。授業料はかからない(教材費除く)。県内には横浜市と川崎市に公立の中学校夜間学級があり、2022年4月には相模原市が市立大野南中学校の分校として夜間中学の開設をめざしている。

 県教委は、相模原市域外からも生徒が通えるよう検討しており、アンケートはそのニーズを調査するためのもの。アンケート用紙は市役所や公民館などで配布されている。回答は県教委のホームページからも可能。3月23日(火)まで。アンケートに答えられるのは県内在住(横浜市、川崎市、相模原市を除く)の16歳以上で、夜間中学での学び対象の人。詳細は県ホームページで確認を。

 厚木市内には自主夜間中学「あつぎえんぴつの会」がある。代表の岩井富喜子さんは「夜間中学の存在をまず知ってほしい。そして、学び直したい人はアンケートに答えてほしい。また、学び直したい人を知っている人は、その人に教えてあげてほしい。かつて夜間中学は戦争などで義務教育を受けられなかった人の学びの場だったが、近年は外国籍の人や中学校へ通いにくくなった若い人たちの学び直しの場として注目されています」と話している。

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