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厚木署管内 自転車がらみの事故増加 ルール順守で安全運転を

社会

公開:2021年5月21日

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 5月は自転車マナーアップ強化月間。厚木警察署をはじめ行政や関係団体ではルール遵守や交通事故に気をつけるよう注意喚起を行っている。4月30日には、厚木市緑ヶ丘の交差点で自転車と軽ワゴン車が衝突する死亡事故も発生している。厚木署では「自転車の関係する事故が増えている。気をつけてほしい」と話す。

事故件数は減少

 厚木警察署管内(厚木市、愛川町、清川村)の今年5月10日までの交通事故発生件数は280件。昨年同時期に比べて15件減少している。そのうち自転車が関係する事故は71件。昨年同時期と比較すると16件増加している。「全体の件数が減る中で自転車がらみの事故はかなり増えている」と同署。今年3月までのデータを見ると、事故の発生場所で一番多いのは交差点。なかでも自転車が右折、もしくは右折してきた自動車などに衝突する事故が一番多い。

 事故をしない、遭わないために「交通ルールを守ってほしい」と同署では話す。自動車と自転車の事故の場合、自転車側がケガをする可能性が高いために、自転車の非が軽視されがちだが、「自転車も車両ということを忘れないで」と念を押す。

8割弱に違反

 管内で過去5年間に起きた自転車に関する交通事故は1129件あった。そのうち887件、約78・6%が信号無視や一時不停止など、自転車に何らかの違反がある事故だったという。「ルールを守っていれば、防げたものもあると思う」と同署。

 一方、残りの21・4%はルールを守っていたのに事故に遭ってしまったことになる。「事故から身を守るために、ぜひヘルメットを着用してほしい」と言う。県内で過去5年の間に、自転車乗車中に亡くなった人は81人。そのうち79人はヘルメットを着用していなかった。さらに、そのうち54人が頭部に損傷を受けている。

 現在、12歳以下の子どもには保護者にヘルメットを着用させる義務があるが、大人にはないのが現状だ。「ヘルメットを着用していれば助かる場合もある。ぜひ自転車に乗る際には着用してほしい」と同署では話している。
 

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