清潔感、誠実さを表現したポスター
青少年の非行防止を訴えるポスターを作製したクラーク記念国際高校の熊坂光（てる）さん（３年）が９月15日、厚木市役所を訪れ、曽田高治教育長に完成した作品を披露した。
このポスターは青少年の喫煙、飲酒、薬物乱用などの防止を呼び掛ける「心と街のクリーン作戦」の一環で作製したもの。１９８９年に始まった同作戦は、市内の学生を中心に実行委員会を組織。例年、本厚木駅周辺でキャンペーンを行っているが、今年はコロナ禍で活動ができないため、市青少年教育相談センターが同校にポスター作製を依頼した。
熊坂さんは「飲酒・喫煙・薬物乱用の言葉には暗いイメージがあったので、明るい緑色や青色を使って清潔感、誠実さを表した。デザインや伝え方に悩んだが、全てを含めて楽しく作れた」と話すと、曽田教育長は「温かみを感じるこのポスターが見た人の心に届くよう、力を発揮してほい」と話した。
ポスターは来年の３月31日まで、市内の学校や公民館などの公共施設で掲示される。
ポスターを作製した熊坂さん（左）と曽田教育長
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