日々感じることを発表する児童・生徒
愛川町役場の町議会本会議場で10月30日、第13回愛川町子ども議会が開催された。
これは、町づくりについて子どもの視点で意見を発表し、町政への理解を深めるとともに町を愛する心を高めることを目的に１９９６年度から隔年で開催しているもの。
この日は、町内在住の小学６年生から中学３年生の12人が登壇し、学校教育や観光客誘致、交通施策、イベント提案など、幅広い分野の意見が発表された。
愛川東中学校１年生の山本純平さんは、昨年度始まった温かい中学校給食に関連して、「温かい給食を食べられるようになり嬉しいです。中学校には給食ワゴンを教室まで運ぶためのエレベータがないので、専用エレベータの設置を提案します」と意見を発表。小野澤豊町長からは「エレベータをつけるには校舎を大きく壊して設置することから、生徒の皆さんの学校生活に大きな影響がでることや、エレベータで運べる数が限られていて、みんなが一緒に食べるには多くの時間が必要となることなど課題があり総合的に判断しました。同じ場所で、同じ時間に、同じものを食べることは大切なことと考えていますので、みんなで協力して助け合いながら、学校給食を楽しんでもらいたいと思っています」と答弁した。
参加した児童・生徒からは「なかなか経験することができない体験ができて嬉しかった」「今まで議会にあまり興味がありませんでしたが、本物の議会にも興味を持つことができました」などの感想があがった。
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広げよう支援の輪5月3日 |
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