市内の商店街から組織される厚木市商店会連合会(齊藤裕会長)。同会では、下部組織の晨(あした)を創る会(中嶋久晴会長)が声を挙げて、11月から会員の加入促進キャンペーンをスタートさせた。「商店の立場で、一緒に厚木を盛り上げていきましょう」と中嶋会長は加入を呼びかける。
コロナで減少
厚木市商連には、現在15の商店街が加盟する。加盟店数は約650店で、コロナ禍前の約800店から150店あまりが退会したという。コロナ禍となり商連では、いち早く次亜塩素酸水の無償提供、感染防止対策店をPRするのぼり旗の配布、顧客の再来店を促すユニークキャンペーンなどに取り組んできた。齊藤会長は、「新型コロナの影響で売り上げが減少してしまい、気持ち的にも余裕がなくなり、『みんなで一緒にがんばろう』という気持ちになりづらくなってしまった」という。
楽しいをアピール
新型コロナの感染者数が落ち着いてきたこともあり、同会では加入促進キャンペーンを開始。新店舗への声掛け、商店街のない地域の商店には市商連への加入提案、単会は引き続き地域の商店に加入を呼びかける。旗振り役の晨を創る会は、商業後継者が家業を承継するために、互いに研鑽を積む青年の集まりで、40人弱で活動する。コロナ禍でほとんど活動ができないなか会員増強を引っ張る。「増やすことはもちろんだが、まずは減らさないこと。商連が楽しく、意味あるものというのをアピールしたい」と中嶋会長は話す。「情報の授受のほかに、特に異業種との関りは商連ならでは。仕事へのヒントになるし、段取りや時間の使い方など、学び得るものが多い」と語る。
商連についての問合せは【電話】046・244・3940へ。
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