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神奈川工科大八木颯介さん 「言葉遊び」を知育ゲームに コンテストで技術部門賞

教育

公開:2022年1月28日

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技術部門賞を受賞した八木さん
技術部門賞を受賞した八木さん

 学生が企画や制作したゲームのコンテスト「ゲームクリエイター甲子園2021」で、神奈川工科大学の八木颯介さん(4年生)の作品「モジプラスタンプ」が技術部門賞を受賞した。

 作品は「言葉遊び」をテーマに、スタンプ型の専用デバイスを使用して言葉を作る知育ゲーム。例えば「かん(缶)」の頭文字に「み」を加えると「みかん」、語尾に「な」を付け足すと「かんな(鉋)」にイラストが変化する。コンテスト応募時に「制限時間内に多くのキャラクターを変身させよう」と遊び心をくすぐる紹介を添えた。

 審査員を務めた大手ゲーム制作会社のエンジニアから丁寧な作り込みが高く評価され、「遊びやすくしてターゲットの子どもたちに楽しんでもらおうとする意気込みを感じる」と言わしめた。

 八木さんは幼少期に夢中になって遊んだゲームに登場するキャラクターの可愛らしさに惹かれて、「いつか自分もゲームを作りたい」と思い描いた。進学先の大学選びも将来を見据えたもので、ゲーム制作に必要な知識とスキルを身につけ、友人と一緒に10作品を制作して腕を磨いた。

 作品は福岡科学館から出品依頼も寄せられ、八木さんは現地でスタンプを握って遊んでいる子ども達の様子を目の当たりにし、「夢中なって遊んでくれる様子が嬉しかった」と話した。一方で、遊び方の説明を改善点に挙げ、「人にルールを分かりやすく伝える難しさを痛感しました」と振り返った。

 大学卒業を控え、「人の心を動かせるような作品を作りたい」と熱意を伝えてゲーム制作会社の内定を勝ち取り、4月からゲームクリエイターとしてデビューする。八木さんは、「遊んでくれる人に元気や活力を与えてくれる『推し』となるキャラクターを作りたい」と話していた。

福岡科学館で展示された八木さんの作品(提供写真)
福岡科学館で展示された八木さんの作品(提供写真)

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