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ZOOM UP 個性表れた栽培、大臣賞 イチゴ栽培農家・清田正さん(戸田)

社会

公開:2022年7月1日

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種をまくのとは異なり「母株」からのびる蔓(ランナー)から新しい苗をつくる。ランナーがどの程度伸びるかなど、未知な要素も大きい
種をまくのとは異なり「母株」からのびる蔓(ランナー)から新しい苗をつくる。ランナーがどの程度伸びるかなど、未知な要素も大きい

 厚木市戸田で「紅ほっぺ」などを栽培する清田正さん(83)が、令和3年度県いちご品評会立毛の部で、農林水産大臣賞に輝いた。この道50年のベテランは「個性がイチゴに移った」と振り返った。

 同賞の受賞は市内で清田さんが初。収穫する前の「立毛の部」では生育状況や栽培管理などが審査され、今回は30の出品数から選ばれた。イチゴ栽培を始めた頃は地元であまり売れず、東京に出荷したことも。ハウス栽培の時代に入っても、雪の重さでつぶれてしまったり、台風ではがれたりと苦労も重ねた。現在は2200平方メートルで育て時期限定でイチゴ狩りも行っている。

 昨シーズンは苗の頃に力不足と感じた。定植する前の、8月下旬から9月上旬にかけ温度が急変したり、秋には花の出るタイミングも早まってしまった。清田さんは「何とか良いイチゴにしたい、少しでも見せられるものにしなければ」と、養液の与え方などを工夫。審査が行われる12月中旬にかけて生育が良くなり、思いもよらない最高位に輝いた。清田さんは「自分の作り方、個性がイチゴに出たのだと思う。それでも自分が獲ったのではない。みなさんの力と、ご指導のおかげ」と感謝を繰り返した。

受賞を小林常良市長に報告(6月16日)
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