天台宗浄発願寺(塚越慈徳住職)が1月5日、市役所を訪れ、元日に発生した能登半島地震の被災地に100万円を寄付した。
塚越住職は「すぐに物資を持って輪島など被災地に行きたかったが、行ってはいけない状況だと知った。現金を贈ることで、一人でも多くの方に温かい食べ物を召し上がって頂きたかった。すぐにお金を被災地に届けて欲しかったので市役所に直接出向いてお願いした」と思いを明かす。
東日本大震災や豪雨災害にあった岡山県総社市などをはじめ、多くの災害被災地に入りボランティア活動を行ってきた塚越住職やその家族ら。
「あとに続く協力者が出てくれることを願っている。1円でも多く募金が集まり、皆が被害に遭った方たちを自分の家族と思ってくれたらありがたい」と涙ながらに語った。
市広報戦略課の担当者によれば、100万円は石川県共同募金会を通じて被災地支援にあてられる手続き中だという。
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