伊勢原警察署(小下光一署長)が1月12日、振り込め詐欺被害を未然に防いだことに対して、伊勢原郵便局と局員の平野康彦さんに感謝状を贈呈した。
伊勢原署によると、昨年11月29日に市内在住の高齢女性宅に市立病院の医師を名乗る男から「息子さんに腫瘍がある。手術第費用に400万円必要。今、息子さんに代わる」と入電。電話口で息子を騙る男から「会社のカバンをなくした。300万円は自分で用意できた。残り100万円を振り込んでほしい」と女性を郵便局に向かわせたという。
窓口で対応した平野さんがお金の使い道を尋ねると、『屋根のリフォームに』と様子が変だったことから警察に通報。被害を未然に防いだ。平野さんは「お客様の大切な財産を守れて嬉しい。後日、感謝の言葉を頂き、勇気をもって声掛けして良かった」と語った。小下署長は「声掛けは勇気がいる行動。局員一同がお客様に寄り添う姿勢が被害を防いだ。今後もその姿勢を継続していって欲しい」と改めて協力を呼び掛けた。
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