伊勢原市内の経済四団体共催による役員賀詞交歓会が、1月12日に伊勢原シティプラザ1階ふれあいホールで開催された。伊勢原市商工会、伊勢原市商店会連合会、公益社団法人平塚法人会伊勢原第1部〜4部、一般社団法人平塚青色申告会伊勢原支部の共催。新型コロナが5類に移行したことから、4年ぶりに対面での開催となった。
この日は、高山松太郎市長、大山学議長、義家弘介衆議院議員、後藤祐一衆議院議員、渡辺紀之県議などの来賓をはじめ、各団体役員や関係者ら約100人が出席。
開会に先立ち、元旦に発生し、甚大な被害を及ぼした能登半島地震での死者や遺族に対して、黙禱が行われた。市商工会の東井克夫前会長の出身が石川県穴水町であり、市民朝市や視察など、深い親交があることから会場には募金箱が設置された。義援金は輪島商工会議所、穴水町商工会を通じて被災地へ届けられる予定。
高橋会長は「新型コロナも徐々に落ち着きを見せ、長いトンネルの出口にやっとたどり着いたのでは」と語った。また、ウクライナや中東紛争、乱高下する為替、物価高騰などが経済や事業活動、日常生活に大きな影響を与えていると指摘。「事業所の抱える課題は簡単に解決できないが、常にアンテナを高く張り巡らして情報を共有しながら解決の糸口を見出さねばならない」とした。
今年の干支である甲辰は、成功という芽が成長し、活気に溢れるなど縁起が良いといわれる。高橋会長は「私たちは3年間コロナに耐えてきた。今年はぜひこの縁起の良さを諸事業につなげることができるよう期待したい」と締め括った。
乾杯後、参加者らは新年のあいさつを交わし、近況を報告し合うなど、親睦を深めていた。
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