自修館中等教育学校の生徒15人が5月25日、市内石田の大門ひろ子さん宅で、茶道などの日本の伝統文化を学ぶ春の茶道教室に参加した。大門さんは、煎茶道黄檗弘風流家元総師範、茶道裏千家教授でもある。
同校では、「土曜セミナー」と題した多彩な課外活動を取り入れていて、教室はこの一環。日本の伝統文化を知ってもらおうと大門さんが2001年から続けている。
公募で集まった中1から高1までの生徒たちが3つのグループに分かれて、東屋での煎茶や和菓子の体験、路地草履を履き、つくばいで手を洗い、茶室に入る作法、茶筅で抹茶を点て味わうなどの体験を行った。
岡庭煌祐さん(中1)は「茶室での正座がきつかった。家で飲むお茶と違って驚いた。日本の文化は奥が深いと感じた」と話し、山口琴晴さん(中1)は「抹茶が好きで日本の文化に触れたいと思って参加した。緊張したけどとても楽しかった」と感想を語った。
大門さんは「皆さん賑やかでとても楽しんでいる様子。お迎えする側としては大変うれしかった。初めての方が多かったと思いますが、ひとつでも印象に残ってもらえれば」と述べた。
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