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横須賀版 公開:2024年2月9日 エリアトップへ

県の「なでしこブランド」に認定されたプリザーブド墓花を考案・販売する 石川 サユミさん 小川町在住

公開:2024年2月9日

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やり抜く覚悟が人生の糧

 ○…生花の美しさを長期間楽しむため、特殊液で加工したプリザーブドフラワーを墓前に手向ける仏花にした「プリザーブド墓花(ぼか)」。このほど県の「なでしこブランド2024」の認定を受けた。開発の契機は息子を亡くした知人の存在。悲しみに寄り添い、故人への哀悼の意をいつまでも鮮やかに咲くプリザーブドフラワーになぞらえて贈り、喜ばれた経験から一念発起。12年に46歳で起業の夢を実現した。

 ○…念願の独立も束の間、経営が軌道に乗ろうかという矢先、200万人に1人とされる希少ガンを発症。診断は余命半年のステージ4。絶望的とも思える逆境の中で己を奮い立たせたのは、持ち前の前向きさと家族と仕事だった。周囲の支えや懸命な治療の甲斐あって、再発もなく克服。日常生活を取り戻し、仕事に復帰した。

 ○…販売や教室のほか、ホテル・飲食店などへのレンタル事業が盛況だったが、新型コロナで一変。会社は大打撃を受け、起死回生の商品として開発に乗り出したのがプリザーブド墓花だった。かつて葬儀社社長の発案で試作したものの、湿気対策に難航。「商品化させるなら今」と再び着手し、屋外に飾るための性能向上に成功した。

 ○…起業、闘病、事業縮小、そして社運を賭けた新商品の開発。岐路に立たされた時、苦難に直面しようとも、そのたびに覚悟を胸に乗り越えてきた。それと同時に人にも恵まれ「命に感謝し、生かされたことに使命を感じる」と噛みしめる。「心に決めたら必ずやりとおす。やるしかない」との気概が原動力だ。墓じまいに墓離れ。ライフスタイルの変化で墓花のニーズは20年、30年先どうなるか分からないとした上で、「これからも時代に合った商品を考えていきたい」と語った。

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