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横須賀版 公開:2018年3月9日 エリアトップへ

北下浦地域で統一ブランド商品「横須賀ウインドブルー」の展開に力を入れる 眞田 雅浩さん 長沢在住 45歳

公開:2018年3月9日

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「ウインドブルー」で街染める

 ○…ウインドサーフィンのセイルを模したクッキーで昨年末、県の菓子コンクール「観光みやげの部」優秀賞に選ばれた。開発のきっかけは昨年5月、津久井浜で開催されたワールドカップ。これを盛り上げようと地元商店街の仲間と「Team Kaze Makase」を立ち上げた。その軸となるのが「横須賀ウインドブルー」の商品展開だ。

 ○…「素材や味にもこだわったが、取り組みの”ストーリー”が評価されたのかな」。受賞の喜びをそう表した。見慣れていても縁のなかったマリンスポーツ。地元での大会開催でぐっと身近になったが、単なる”開催地”で終わらせたくない。「地域で応援」を形にしたのが統一ブランドによるPRだった。会発足から1年余り。企画の声掛けに参加店も増え、手ごたえを感じている。共通テーマのご当地商品開発に加えて、北下浦地域を横断した店舗間の情報共有や連携につながったことも大きな収穫だ。

 ○…ケーキ職人の父親が独立したのを機に、小1で追浜から長沢へ移り住んだ。学生時代のおやつはケーキの切れ端、家業の手伝いは朝の日課。柔道部の朝練で「寝技の時に甘い匂いがする―と言われたことも」と柔和な笑みを見せる。勧められた訳ではなく、この世界に入ったのは「自然の流れ」。かつて父が追浜の「まつを」で働いていたこともあり、その味を今も引き継いでいる。

 ○…店舗兼自宅は長沢駅からすぐ。越して来た当時、空き地がまたたく間に団地や宅地へと変わり、活気があったことをよく覚えている。それから40年、今はどうか。世代構成が変化し、「街が小さくなっている」。だからこそ「地元の賑わいなくして、商店は成り立たない」という想いを強くしている。気付けば意を同じく手を取り合う仲間がいる。次のステップは、ブランドの知名度アップと継続的な発信。「盛り上げたいという心意気が、この地域への良い循環になれば」

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