笑顔で子育て ゆっくり前進 連載27 成長と気付き、次のステップへ
我が家の末娘、うららはアンジェルマン症候群という遺伝子疾患をもつ障害児です。今回で27回目を迎えるこちらのコラムでは、障害児子育ての中での気付き、例えばきょうだい児たちの気持ちや関わり方、それぞれが成長するにつれ変化していく様子などを、実際の我が家のエピソードをもとに書いてきました。
私にとっては当たり前の日常の中の1コマですが、こうして文字に起こすことで「そうだったんだ、知らなかった!」という声を頂いたり、「同じようなことあったな…」と共感してもらえたり。何より「障害児って大変なことも正直あるけれど、同じ『子育て』であることには変わりないんだ」「そんなに特別なことではないんだ」―と、私自身も気付かされ、これが読者のみなさんに少しでも伝わればという思いで続けてきました。
また、少し角度を変えて考えてみることで、障害福祉の現状であったり、教育現場の課題を知るきっかけになることも。特に自分自身が心にズキンとくる出来事があると、そこに今後やってみたいこと、伝えたいことのヒントが隠れているような気がします。
さて、私が代表を務める一般社団法人sukasuka‐ippoも4月には立ち上げから3周年を迎え心機一転、次のステージへ進むべく準備中です。それに合わせて、このコラムも私が今まで経験してきた、家族を中心とした人生のあれこれへと話題の幅を大きく広げていきたいと思います。もちろん、成長していく我が家の子どもたちのクスッと笑えるエピソードもお届けします。引き続きご愛読ください!
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