振込め詐欺に"ダマサレン" 名誉隊長にキマグレンの2人が就任
逗子市内でこのところ振込め詐欺の前兆と思われる電話が急増していることから、逗子警察署と逗子市防犯協会は先月31日、逗子文化プラザのさざなみホールで「振込め詐欺撲滅のつどい」を行った。
渡邉敏郎署長はあいさつで「振込め詐欺は子や孫を想う心につけ込んで皆さんの財産を狙う卑劣な犯罪。『携帯の番号が変わった』などの連絡があったらまず詐欺ではないか疑ってほしい」と呼びかけた。また同署では振込め詐欺の撲滅を目指して「ダマサレン隊」を結成。名誉隊長は地元出身のアーティストでこの日一日署長を務めたキマグレンの2人が就任した。壇上でISEKIさんは「実際実家にも振込め詐欺の電話があった。本当に許せない」、KUREIさんは「自分のおじいちゃんは警察官。できることは協力したい」と話した。同隊は平井竜一市長を顧問に市防犯協会、老人クラブ連合会などで編成。今後詐欺撲滅に向けた活動を展開していくという。
逗子市では昨年1年間で振込め詐欺による被害額が250万円に上った。今年に入ってから実質的な被害は発生していないものの、手口の兆候と見られる「アポ電」などの報告が相次いでおり、同署では引き続き詐欺への警戒を呼びかけている。
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