逗子・葉山版 掲載号:2011年9月23日号
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年長から中学生まで30人が参加 こども能、威風堂々と

 伝統芸能の面白さを知って―。地域の子どもたちに実際の演技を通じて能の楽しさを知ってもらおうと08年から行われている「逗子こども能」の発 表会が18日、逗子文化プラザホールで行われた=写真。市芸術文化事業協会と市教育委員会の主催。出演した子どもらは息の合った謡や仕舞を披露し、詰め掛 けた観客の目を楽しませた。

「唐船」「竹生島」「屋島」の3演目を披露

 今回の子ども能には逗子や葉山などに在住の年長から中学校3年生までの30人が参加。観世流シテ方能楽師の柴田稔さんの指導の下、扇子の持ち方や歩き方など基本的な所作から仕舞・謡まで、6月から計10回の稽古を積んできた。「演技の上手下手よりも能を通じた礼儀作法やものごとに向き合う姿勢を学んでほしかった」という柴田さん。本番前日のリハーサルでも「歩くときは手は前」「返事は元気良く」と厳しい激が飛んだ。

 当日の舞台では色鮮やかな衣装に身を包み、「唐船」「竹生島」「屋島」の3つの演題に挑戦。舞台上では緊張した様子も見せながらも、堂々とした能独特の所作や立ち回りを見せ、会場からは”小さな能楽師”たちに温かい拍手が送られていた。また今年は川崎こども能も友情出演し、仕舞や連吟を披露した。

 参加した中学2年生の石川悠里さんは「立ち回りで最後にもとの場所に戻ってくるのが教わった通りうまくできた」と満足げに話した。また柴田さんは「回数を重ねるごとに毎年参加してくれる子どもも増えてきた。今後逗子の子どもたちに能という伝統文化が根付いて、多くの人に古典芸能への関心が広がっていけば」と話した。

 

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